「気分転換になる趣味を増やしていきたいな〜」と、思い立ったのが家庭菜園。その時、時期が5月上旬。
ぼくの好きな枝豆が種まきに適した時期であったため、枝豆栽培にチャレンジしてみました。

枝豆うまく作れたのー?



種70粒くらいまいたけど、恥ずかしながら全滅です(>_<)
発芽率が低かったり、ぼくの粗相があったり、虫に食べられたりと、あえなく失敗に終わりました。
家庭菜園初心者の失敗談を記事にします。



「絶対収穫したい」っと思っている家庭菜園初心者の方は、
苗から育てるのがおすすめだよ!
これから枝豆の家庭菜園を始めてみようと思っている方は、ご参考にしてください。
事前準備
まずは事前準備。今回は以下のものを使用しました。
- 枝豆の種(70粒くらい)
- 軽石(大粒)
- 土
– 培養土『有機花と野菜の培養土』(welcia)
– もらって放置していた畑の土 - 肥料『有機化成肥料』(朝日アグリア)
- プランター
種まき時:育苗ポット+新聞紙で作ったポッド
苗植え時:24×30×38cmサイズのプランター - 活力剤『リキダス』
- 液体肥料『ハイポネックス』
前提条件は以下の通りです。
・ベランダは2階で、方角は西南西。日光を遮る建物はなし。
・5月上旬から種まき開始。
・家庭菜園初心者です。
枝豆の種まき
枝豆の種が入った袋を開封すると、種が70個程度ありました。予想より多く、育苗用のポッドが不足。
代替として新聞紙で作製した簡易的なポッドを使用しました。
(新聞紙2枚を円柱の型に巻きつけて作製、通気性もよく水に濡れても結構丈夫です。)
土はwelciaで購入した安価な培養土と、昔畑からもらった古い土をそれぞれ使用しました。
種は1つのポッドに3個まきました。上手くいけば全部で26本の苗が育つ計算です。
種まき後数日間は、液体肥料と活力剤を約1000倍希釈した水を1日1回与えました。


枝豆の発芽
早いものは、種まき後8日程度で芽が出てきました。
しかし種まき後14日目で、9本ほど(発芽率3割)しか地表に芽が出ませんでした。
しかも超絶ヒョロヒョロ。日照不足による徒長が起こってしまいました。


また古い土を使用したものは全滅です(栄養がなかったのかもしれません)。
発芽していないポッドの土を掘ると、発芽しかけの種が白カビに覆われて元気を失っていました。
種を土の深くに入れてしまい、地表に芽を出す前に力尽きたのかもしれません。
失敗したぼくなりの、枝豆発芽の大切なポイントは以下の通りです。
・徒長が顕著にみられるため、日照不足は極力避けましょう。
・土壌選びは大切ですが、安価な培養土でも発芽します。
・種は浅め(1〜2cm)にまきましょう。



今度トライする時は気をつけよう!
プランターに移植
発芽した9本のうち、6本を厳選しプランターに移植しました。
ここで収穫量が倍増する技をネットで見つけました。子葉を残し、根っこと初生葉を切るという方法です。
徒長が著しい3本は子葉のみを残し、それ以外の3本は何も処理せずプランターに移植しました。




芽が成長しない
種まき後22日目(移植後8日目)。
子葉だけ残した3本の芽が、全く成長する兆しがなく、栽培断念。
土から抜いてみたところ根っこが全く生えおらず、やはり失敗です。


原因は「徒長によって弱っていた?」「切り落とす位置を誤った(根に近い茎部のカットが正解?)」を考えています。
得られた教訓はこちらです。
植物に手を加えることで、成長を促すことも止めることもできます。
処理の意味をしっかり理解し、慎重に行いましょう。
また何も処理せず移植した3本の芽のうち、1本は成長せず、白カビが生え失敗。
芽は残り2本となりました。
害虫にやられ全滅
種まき後29日目(移植後15日)。
朝、いつも通りプランターを確認したところ…
──なんと、1本の芽が倒れていました(T-T)
観察すると、根元近くの茎が切られている様子でした。


そして翌日、ラスト1本の芽も倒れていました。(T-T)(T-T)
種まきから29日で栽培終了です(泣)。約70粒も種をまいたのに悲しい結末でした。
後日雨の日にプランターの土を見ていると、「ネキリムシ」を発見。プランターの土に2匹いました。


どうやらこの害虫、若い苗の茎を好んでかじるようです。1日1本ずつ食べられました笑
また夜行性で、日中は土に潜っているため発見に遅れました。
栽培には失敗しましたが、ここでも新たな学びが得られました。
ネキリムシには要注意!
若い苗の茎がかじられていたら、その存在を疑い速やかに駆除しましょう。
枝豆栽培失敗から得た学びと感想
今回の栽培を通じて、家庭菜園初心者のぼくが学んだことは次のとおりです。
- 西向きベランダは日当たりが悪く、西日が強い。
日照の悪条件にも適応できる植物の選択が無難。 - 種からの栽培はケアが大変。
収穫優先なら、やはり苗からがおすすめ。 - 土壌環境が、良い成長を促す。
生育に適した土を使用する。 - 植物に手を加えるときは、失敗のリスクも伴う。
操作の影響を十分理解した上で、適切に処理する。 - ベランダでも害虫による被害リスクがある。
予防と早期発見に努める。被害を確認したら、速やかに対策する。
これからは日当たり条件が悪くても、丈夫に育つ植物を栽培していこうと思います。
また植物の成長過程を楽しむのなら「種から」、
収穫は絶対したいと思うなら「苗から」栽培していくのがいいと実感しました。
試行錯誤しながら、ゆるく続けていき上達を目指します!



失敗から得られたことが沢山あったよ!
他の植物も栽培チャレンジしていきます!
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