オーディオテクニカ ワイヤレスヘッドホン ATH-S300BTをレビュー！

イヤホンを長時間つけると耳が痛くなる。

ヘッドホンはファッションに馴染まないので、外で使いにくい…

このような悩みを抱えていませんか？

長時間イヤホンを使用すると、耳の痛みで集中力は削がれストレスに感じてしまう。

——そんな悩みがありました。

そこで僕は、以前から気になっていたオーディオテクニカのワイヤレスヘッドホン「ATH-S300BT」を使ってみたところ、この悩みは解決し長時間の使用も快適に。デザインもおしゃれで私服に馴染み、日常使いが楽しくなりました。

僕は「ATH-S300BT」を6ヶ月以上使い続けてきました。リアルな使用感と本音をお伝えしていきます。

結論として「耳が痛くならずに長時間使えるワイヤレスヘッドホンが欲しい」「普段使いでおしゃれに使いたい」と思うあなたには、ATH-S300BTを選んで間違いなしです。

この記事では、実際に「ATH-S300BT」を使った僕が、良かった点・気になった点も含めてレビューしています。
「自分に合いそう！」と思ったら、ぜひ商品ページもチェックしてみてくださいね。

ATH-S300BTのスペック・外観

ATH-S300BTのスペックは以下の通りです。

色合いは柔らかいベージュ色です。

イヤーパッドは柔らかくて、着け心地良好です。

ハウジングは90度に回転でき、ヘッドホン全体をフラットにできます。

ボタンの配置は以下の通りです。しっかりとしたボタンで押しごたえがあります。

ATH-S300BTの良かったところ（メリット）

ATH-S300BTを使って良かったところは次の通りです。

耳が痛くならず快適。長時間リスニングが楽しめる

イヤパッドの柔らかさとヘッドホンの設計により、長時間つけていても耳が痛くならず、快適です

おしゃれなデザインで日常に彩りをプラス

洗練されたデザインがシンプルな私服やバッグに馴染み、自然とファッションの一部になります。
また頭に沿う美しいシルエットで、スタイリッシュな印象を与えます。

コンパクトに折りたためて持ち運びがラクラク

カバンの中でも場所を取らず、外出先やオフィスへの持ち運びが楽。
IKEAで購入した洗面ポーチに収納して持ち運んでいます。

圧倒的なバッテリー持ちで充電ストレスから解放

最大90時間再生のロングバッテリーで、充電切れの心配がほぼゼロ。旅行や出張、長時間の作業も安心。

1万円台にも関わらず、音質やノイズキャンセリング機能が抜群にいい

音質に関して気になる点は全くありません。
ノイズキャンセリングの性能も高いため、雑音を遮る耳栓代わりに使用することもあります。
デザイン面だけでなく、性能面も素晴らしく大変コストパフォーマンスに優れたヘッドホンです。

ATH-S300BTの気になったところ（デメリット）

ATH-S300BTを使って気になったところは次の通りです。

長時間装着すると蒸れやすく、夏場は暑さを感じやすい

密閉型ヘッドホン特有のデメリットである「蒸れ感」は避けられません。しかし、この密閉性のおかげで外部の音をしっかり遮断でき、電車の騒音や街中の雑音をシャットアウトできる高い遮音性を実現しています。特に冬場は暖かく感じられるので、寒い時期の通勤・通学にはむしろ快適です。

専用アプリ機能がなく音質のカスタマイズができない

同価格帯の他社製品の中には専用アプリと連携することで、音質調整ができる商品もあります。そのため、自分好みに音質をカスタマイズしたい方は他社商品をおすすめします。

しかしATH-S300BTは1万円台で非常に音質良好なコスパモデルです。日常使いに必要な機能がこれ1台で十分すぎるほど備わっており、迷ったらコレで間違いない安心感があります。

静かな環境下では、電源ON/OFF時の音声ガイド音が少し耳障りに感じることがある

眠りに入る直前までヘッドホンを使用することがありますが、その時音声ガイドがややうるさく感じることが稀にあります。

しかし普段使う分には全く気になりません。音声ガイドの音量調整はできませんが、音量自体は小さく数秒で終わる短いものです。音声ガイドのおかげで誤操作を防いだり、今どの状態かを確認できる安心感があります。慣れてくると「操作の確実さ」が逆にありがたいポイントに感じます。

ATH-S300BTをおすすめする人・しない人

ATH-S300BTをおすすめする人・しない人は次の通りです。

他社製品のヘッドホンとの比較

ATH-S300BTと近い価格帯（1万円弱〜2万円台）の他社製品と比較した表がこちらになります。

製品	ATH-S300BT (Audio-Technica)	WH-CH720N (Sony)	Soundcore Space One (Anker)
重量	約258g	約192g	約265g
充電方法	USB Type-C	USB Type-C	USB Type-C
充電時間	約2.5時間	約3.5時間	約2時間
カラーバリエーション	2色   ブラック、ベージュ	4色   ブラック、ホワイト、　　 　 ブルー、ピンク	4色   ブラック、ホワイト、　　 　 ブルー、ピンク
ノイズキャンセリング 外音取り込み機能
連続再生時間	最大90時間（NCオフ） 60時間（NCオン）	最大50時間（NCオフ） 35時間（NCオン）	最大55時間（標準再生）最大40時間（NCオン）
アプリ連携
販売ページ	楽天市場で見てみる	楽天市場で見てみる	楽天市場で見てみる

連続再生時間が他社製品よりも長く、よっぽどのことがない限り充電切れの心配はないでしょう。

またATH-S300BT（特にベージュ色）のデザイン性が他社製品と比較して、特に気に入っています。
どんな場面でも、どんな服でもおしゃれにマッチします。

ATH-S300BTのよくある質問

公式サイトには記載されていない、よくある質問を掲載します。

ATH-S300BTはイヤホンより耳が痛くなりにくいって本当ですか？

はい、ATH-S300BTはイヤーパッドが分厚く柔らかい素材で作られており、耳全体を包み込む設計なので、耳の一部に圧力が集中しやすいイヤホンに比べて、長時間使用しても耳が痛くなりにくいです。実際に筆者も半日ずっと使用したことがあります、痛みを感じることなく快適に過ごせました。

長時間装着したときの「蒸れ」はどの程度気になりますか？

密閉型で耳全体を覆う設計なので、特に夏場はやや蒸れやすいと感じます。ただし、これは密閉型ヘッドホン全般に共通する特徴であり、ATH-S300BTが特別蒸れやすいわけではありません。冬場はむしろ暖かく快適に感じることもあります。

付属の有線ケーブルを使ったときもノイズキャンセリングは使えますか？

いいえ、ATH-S300BTは有線接続時にはノイズキャンセリング機能は使えません。またヒアスルー機能も使えません。ノイズキャンセリング機能やヒアスルー機能はBluetooth接続時のみ有効です。

ベージュカラーの色合いはどんな印象？私服に合わせやすい？

記事に添付した写真の通り、実物のベージュカラーは柔らかく落ち着いたトーンで、派手すぎず地味すぎず絶妙な色合いです。特にナチュラルカラーやアースカラー系の私服にはとても合わせやすく、カジュアルにもきれいめにも馴染みやすい印象です。

ノイズキャンセリングはどんな場面で便利？

電車の走行音やカフェのざわめき、エアコンの風音など、日常の環境音をしっかりカットできるので、作業や勉強に集中したいときや、移動中にリラックスしたいときに便利です。また、周囲の音が気になる時に「耳栓代わり」としても活用できます。

頭の大きさに合わせたフィット感はどう？圧迫感はない？

ATH-S300BTは頭の大きさに合わせてスライダーで調整しやすいです。側圧（頭を締め付ける力）は強すぎず、程よいホールド感で、圧迫感はほとんど感じません。眼鏡をかけたままでも痛くなりにくいです。

持ち運びやすさはどう？カバンに入れたときにかさばらない？

ATH-S300BTはハウジング部分がフラットに折りたためるスイーベル構造なので、カバンの中でもかさばりにくいです。ただし完全にコンパクトに畳める「折りたたみ式」ではないので、極小サイズを求める方には不向きかもしれません。

充電忘れがちな私でも安心して使えますか？

ATH-S300BTは最大90時間再生（ノイキャンOFF時）の超ロングバッテリーなので、1日2～3時間程度の使用なら1週間以上充電不要で使えます。さらに、万が一充電が切れても3分の充電で約2.5時間（ノイキャンOFF時）再生できるクイックチャージ機能があるので安心です。

操作ボタンは押しやすい？直感的に使える？

ATH-S300BTの物理ボタンはしっかりとしたクリック感があり、押し間違いが起きにくい設計です。特に音量ボタンと再生/停止ボタンは触っただけで判別しやすく、目視しなくても操作できるので、移動中や作業中にも使いやすいです。

この記事のまとめ

この記事ではATH-S300BTをレビューしました。

ATH-S300BTをおすすめする人・しない人は次の通りです。

耳を優しく包み込むイヤパッド、落ち着いたベージュカラー、1万円台で高音質という特徴があります。
長時間の使用でも耳が痛くならず、自分のライフスタイルに自然に溶け込む、コスパに優れたヘッドホンです。